受託(請負・準委任)
開発期間: 1年5ヶ月(継続中) / 開発メンバー: PM 1名 / PG 5名
株式会社ビーイングコンサルティング(Being Consulting Co., Ltd.)
既存のプロジェクト管理システム「BeingManagement3」にアドバイス機能「BM Adviser」を追加しました。
これまではお客様のプロジェクトを株式会社ビーイングコンサルティング様が目視でチェックしてアドバイスしていました。
そのため、以下のような問題を抱えていました。
・目視によるチェックに時間がかかる。抜け漏れが発生する
・コンサルタントによるアドバイスをいつでも受けるわけではない
・コンサルタントを育成するのに時間がかかる
ノウハウをロジックとして組み込みアドバイス機能として実装したことで、ユーザー自身がクリックするだけでアドバイスを受けられるようにしました。
リリースにあたり、お褒めの言葉をお客様にいただきました。
・25万行の変更にもかかわらず、品質保証の検査に一発で合格
・遅延なくスケジュール通りにリリースができたこと
・実装したアドバイスの数
参考
・プロジェクト管理システム「BeingManagement3」
・アドバイス機能「BM Adviser」
開発作業の効率化を目指し、以下のツールとサービスを提案・導入しました。
・ GitHub Actions
CIツールとして導入し、自動テストを実行できるようにしました。
push時のコード自動修正により、ヒューマンエラーを大幅に削減しました。
・ Google Workspace
ドキュメントの作成、展開にExcelを多用していました。
Google スプレッドシート、ドキュメントに移行することで、ドキュメントの同時編集やスムーズな共有を実現し、チームの連携を向上させました。
毎週、社内のチームメンバーで振り返り会を実施しました。
この会ではKPTフレームワークを用い、良かった点(Keep)、発生した課題(Problem)、今後の取り組み方(Try)について分析しました。
メンバー全員がフルリモートワークのため、Miroというホワイトボードアプリケーションを使用して振り返りを行いました。
振り返りは業務の内容メインで、プライベートの内容もOKとしたことでコミュニケーションがより活発になりました。
KPT導入の効果として、以下のメリットを実感しました。
・ リモートワーク時のコミュニケーションの活性化
・ 課題の早期発見
・ 課題に対する解決策の明確化
今後の案件においても、この取り組みを継続していきたいと考えています。
・ C# (.NET Framework 4.6, Windows Forms)
・ PHP (Laravel 10, Zend FrameWork)
・ AWS EC2, S3
・ NUnit, PHPUnit
・ JMESPath
・ 開発手法:アジャイルCCPM
・ チケット駆動開発:Redmine
・ CICDツール:GitHub Actions
・ バージョン管理:Git, GitHub
・ ドキュメント管理:Wiki, Google Workspace
・ エディター:自由 (例:VisualStudio2022, Visual Studio Code, Vim)
・ 振り返り回、アーキテクチャーやフローの整理:Miro(有料版)